今回のお題担当の田中。です。
たとえファンと言えども、苦言を申したくなるものだと思います。いや、ファンゆえの苦言でしょうか。
NOと言えない政府に代わって、我々国民がNOと言いましょうぞ!
(文責 田中。 2002/11/14)
■ レギュラー執筆
私がアメコミ読んでて一番がっかりする場面はいつも決まっています。
それはずばり
死んだはずのキャラが、いきなり登場する場面。
それがおもろいとかおっしゃる方もけっこういますが
私は昔からすっごく嫌なんですよね。
だいたいドラゴンボールでもフリーザが復活して
フリーザパパといっしょに出てきた時とかすごくがっかりでしたし、
魁!!男塾でも
「げっ 月光ーっ!! し 死んだはずの三面拳・月光だーっ!」
とかもう勘弁してくださいと。
なんか死んだキャラを生き返らせてって、ライターのただの思いつきにしか思えないんですよ。
「あ〜新キャラ考えるのめんどくせー。そうだ、マグニートー最近出てないんじゃん。
あれ?死んでたっけ?まあいいや。死んでなかったことにしてっと。
出来たー。見て見て〜編集長〜。」
っていう妄想が膨らんじゃいますって。
それに人の生き死にに全然重みが無くなっちゃいますよね。
劇中でチームの誰かが死んで、周りのみんながすげー悲しんでても読んでるこっちは「はいはい、あと2年くらいでまた復活するんでしょ。」って思って全然感情移入できないし。
同時に命をかけた緊迫の場面でも「どうせ死んでも生き返るから、いいじゃん、死んでも。」
みたいなことでまた感情移入できないわけですよ。
だからアメコミだと「正体がばれそう!」とか「オレがお前の仲間になるだと?」みたいな場面のほうが読んでてハラハラドキドキします。
あと最近だと逆に人がポンポン死んでいく様がすごくシュールでおもしろかったりそういう線を狙ってるのはいいなぁと思います。
(文責 田中。 2002/11/14)
と言う感じでアメコミのここがいやーんを書いてみました。
実は自分でお題を立てて置きながらいまいち乗り切れなかったという(笑)
なんか近頃アメコミに対しては「オッケーオッケー何でもオッケー」状態に限りなく 近づいておりまして、困りました。
さてさて、他の皆様はどんなことを書いていらっしゃるのやら。
誰か真剣に怒ってください(笑)
(文責 田中。 2002/11/14)
このテーマですが、結論からいうと、
書くほど嫌いなことがあったら読まねーよ。
です。以上。
と終わらしたいんですが、他の人が長文だと申し訳ない気もするので、一応いろいろと。
でもね、結局好きだったら、手に入りにくいだとか、英語が読めないだとか、気にしないと思うのですよ。「絵が濃いから嫌」なんて理由も、日本の漫画でも好きな絵柄じゃなくても内容が面白かったら、読むし。
好きな異性でも、嫌いなトコも許容して好きだって言えるんだし(なんちゃって)。
最近ちょいと気になるところで、「暴力描写が増えた」ってとこも、作品によるしなぁ。アメコミの嫌いなトコってことにはならないですしねぇ。
ちゅーわけで(たぶん、他の人が長文で投稿してることを見越して)、ちょっと頭悪そうに見えるかも知れませんが、特に嫌いなトコなんかないですわ。
基本的に、物事ネガティブに捉えるの苦手なんで。
それに、気になるくらい嫌いなトコがあったら、こんなHPやろうなんて思わないしね(笑)。
んなワケで、アメコミ大好きです(笑)。でわでわ。
(文責 Lee 2002/11/19)
必死の思いで小説を書いたと思ったら、また書きにくいテーマがやってきましたな(笑)。
「ココがイヤだ」ですか。みんな同じ様な結論に至るような気がするんだけど・・・。
やっぱり、アメコミの特徴として特定の作者がいないってのがポイントですね。アートにしてもストーリーにしても1人の人間が一貫して製作しているワケじゃないんで、
担当者が変わる度にガラっと雰囲気が違うってのは日常茶飯事ですからね。まぁ、その辺を乗り越えるコトができればすごく魅力的なモノなんですけど。
でも一番イヤなのは、簡単に設定が覆るっていう点ですね。
何年も前に張った伏線を引っぱり出して完結するってのはファンとして嬉しいモノですが、制作時には頭を捻って考えてるんでしょうけど、死んだ人間が生き返ったり、クローンだったり、元々そんなコトなかったとか、ヘタしたら作品そのものの価値をおとしめかねない覆り方がよくあって、がっかりするコトが往々にしてあります(つい最近も経験しました:笑)。
アメコミがフィクションてのは十分承知してますが、やはり整合性くらいは取って欲しい。
今回はこんなところでおしまいです。
(文責 DIE 2002/11/24)
アメコミの嫌いな所というと、ベタだけど、昔はやっぱ英語で書かれてるのがやだったなぁ。小プロ翻訳版に慣れきった自分としては「原書?読む気しねー。」だったけど、小プロが長い充電期間(笑)に入って、しょうがなく原書読み始めたら、逆に翻訳版の方に違和感感じ始めちゃったりして。サイトで和訳始めたってのもあるんだけど、月刊スーパーマンとか光文社見ても「その和訳はないんじゃないか?おいおい・・・」小プロでも「んー自分だったらこう訳すなぁ。」などと、生意気に思うようにまでなりました(笑)
だから英語で書かれてるのはイヤじゃなくなりましたね。
他にイヤなところといえば、製本技術。技術大国日本に慣れきってるからかも知れないけど、リーフはすぐへなへなになるし、TPBも紙固くて折り目つくし。日本の漫画スタイルで出た、エッセンシャルなんか、電話帳の紙使ってるからすぐへなへな。
自分が、思うにアメリカ使い捨て文化なんだろうね。大量生産・大量消費。日本みたく、歴史がある国じゃないから、後世にものを残そうという文化がないのかも。などとアブネタを言ってみたり(笑)
でも、その製本技術もアメコミの味だから、イヤじゃないです。へなへなにならないリーフなんてリーフとは認めません!!
あとは、まぁ勘違い日本観とかはイヤですかね〜。
あいつら中国とタイと日本の区別ついてないし。そりゃぁ、世界常識でワースト1に選ばれる国だけあるわ。(by朝日新聞)
と偉そうに言ってみても、自分たちも、アメリカ人とカナダ人と、オーストラリア人の区別なんてつかない罠(笑)
アメリカ人と言えば「陽気で金髪で巨○」てイメージだもんな。相変わらず。
と、これはお互い50歩100歩なので、許すとして、
最大にイヤな所はあれかなぁ。アメコミが好きで読み始めたのに、いつのまにか、知識を追っているってとこかな。
これはアメコミ自体がユニバース志向を持ってたり、基本的に終わらないから、歴史が長くなるってのの弊害でもあるんだけど。
X-MENのバンシーとか好きになって追いかけようとしたら、とりあえずXタイトル網羅で、他にゲスト出演したときのエピソードとか、もうはてしないし。
で、人に「今バンシーが何をしているか」とか説明するときも。激しく知識が必要になっちゃって、いつのまにかアメコミを楽しんでいる自分より、勉強している自分。なんてのがいたりして。
それに、基本的にアメコミってのは中高生が読むもので(これについては意見がたくさんある人もいると思うけど、ごく一般的な意見として取ってください)それを一生懸命勉強している自分。てのもアホみたいだし。
アメコミの知識を追うってことはすごい楽しいことでもあるんだけど、それのせいで初めての人がとっつきにくいしね。そこらへんは難しい問題ですね。
まー結論からいうと、
ってことですかね(笑)
(文責 吉田司郎 2002/12/02)